このページでは、上田真田まつりの「歴史」に関する情報をまとめました。

上田城建城400年のお祝いからスタートしたお祭り

上田真田まつりは「上田城建城400年」の記念・お祝いとしてスタートした市民まつりです。

第一回上田真田まつりの開催が「1983年」と、40年近くの長い歴史があるお祭りとして地元では親しまれています。

武者行列や決戦劇といったメインの戦国歴史絵巻の内容は変わりませんが、年々様々な工夫や新しい取り組みが行われ、現在のクオリティーの高い催し物となっていきました。

上田市全域が盛り上がる地元の一大イベントに

上田城跡公園周辺と市内の中心地が連携を取った地域密着型のお祭りでもあり、開催当日には市内の様々なエリアが多くの人で賑わいます。

商店街等のお店だけではなく、一般の人でも参加出来るというのも上田真田まつりが創り上げてきた歴史の1つです。

お祭り中に響き渡る迫力のある太鼓は地元太鼓団体が務めています。さらに、武者行列や決戦劇に登場する武者の一部は、一般公募による参加者となっています。

真田軍の特徴である赤い甲冑と六文銭の旗を持てるという事から、地元上田市民だけではなく、県外から参加する人もいるほどの人気と知名度を獲得しました。

たび重なる開催時期の変更

上田真田まつりは、歴史の長いお祭りではありますが、開催時期が何度も変更になっています。

基本的には、4月の下旬にある日曜日、または祝日に開催されていました。

しかし、2010年・2011年は、それぞれ夏と秋に変更され、2012年に4月に戻されています。

また、2020年・2021年は、コロナウィルスの影響で延期が発表され、最終的に中止となりました。

2度の中止を経た2022年には、コロナウィルス対策のため、秋の11月6日(日)に開催される「上田城紅葉まつり」と同時開催が発表されました。

上田真田まつり単独の開催時期の変更は過去にありましたが、同じ上田市の大きなイベントとの同時開催となるといった今までにない大きな試みが行われています。

真紅に染まった綺麗な紅葉の中で見る武者行列・決戦劇は、今までとは違った雰囲気を楽しめると話題になりました。

3年振りに開催される事となった上田真田まつりに期待する声も多く、開催前から武者行列や決戦劇への参加申込を済ませたという声もチラホラあるようです。

これまで築いてきた長い歴史の良いところを残し、年々進化し続けるクオリティーの高い上田真田まつりへの期待は、最高潮となっています。